「第九十五回子どもの心検討会」
Zoomで参加可能。見学だけでも良いです。メールを下さい。
日時 2020年12月20日(第三日曜日)
   14時〜17時まで
会場 赤沼外科内科医院  千葉県流山市野々下5−972−2
   東武野田線豊四季駅(柏駅の次の駅)より徒歩8分
参加費 無料
相談を希望する人の人数 2名まで(予め申し込みが必要です)
主催者と一緒に相談に乗って下さる人の人数 5名(予め申し込みが必要です)
主催者 子どもの心研究所 赤沼侃史

お問い合わせ、申し込みは  電話 04−7143−0127  mail  office@toukoukyohi.com
でお願いします。

当院での個別相談にも応じています。平日の午後1時から午後2時までです。相談料は無料ですが、あらかじめ電話やメールによる予約が必要です。

対談「不登校・引き籠もりの原因と対策1〜10」 とその番外前編後編が動画としてみられるようになりました。

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<コラム>

不登校の分類 を読まれてください。

紹介します看護ステーション いしずえ https://kango-ishizue.jp/

不登校の分類

$ 不登校の子供をその心から分類すると

1.”性格” 持って生まれた性格から学校という子ども社会、集団生活に拒否反応を生じる子ども(このような子どもも子どもの集団が好きですし、新しいことを学ぶ事も好きです。但し日本の学校のあり方に合わなくて、拒否反応を起こしています。このような子どもは意外と外国の学校に行ける場合が多いようです)

2.“恐怖” 学校内に具体的な恐怖刺激が有り、それに反応をして、学校に行けなくなる子ども(恐ろしい先生、学校内に虐めがある、嫌いな科目や給食があるなどです。fecorのある子どもと異なって、学校そのもの、学校の概念に反応することは無いので、特別教室やフリースクールなどに通うことは出来る)

3.”反射” 学校に反応をして子どもを辛くするfecorがある子ども(学校を見聞きしただけで、学校に類似する物に反応をして辛くなります。親や周囲の大人から見たら、なぜ子どもが学校に行けないのか分からない子どもです)

$ 不登校の分類1.“性格”の子供について
”性格”の子どもは小学校入学当時から叉は入学して短い時間で学校に行けなくなります。このような子どもでも入学当初はよい子を演じて一生懸命学校に行こうとしますが、耐えきれなくなって学校に行けなくなります。それを無理をして学校に行かせようとすると、fecorを学習して、”反射”の形の不登校に移行をします。
持って生まれた性格から学校という子ども社会、集団生活に拒否反応を生じる子どもです。
このような子供は幼稚園入園児から、小学校入学時から学校に行けません。それでも行かそうとすると、子どもの立場は弱いですし、親を大好きですから、子どもはまず大人の期待する姿(=よい子を演じます)をとります。可能な限りよい子を演じていても、その内によい子を演じられなくなって荒れたり問題行動をしたり体や心の症状を出すようになります。それでも幼稚園や学校に行かせようとすると、学校に反応をするトラウマ=fecorを学習してしまい、学校に行けなくなり、対応が大変に難しくなります。

$ 不登校の分類2.”恐怖”の子供について
”恐怖”の子どもの不登校と”反射”の形の不登校と普通の人では区別できません。この形の子どもは学校内に具体的な恐怖刺激が無いと、無くなると(例えば怖い先生が居なくなる、虐める友達がいなくなる)、学校に行かれるようになります。学校自体に反応をするfecorがありませんから、登校刺激をしても大丈夫です。登校刺激をして、未だ学校内に子どもが辛い思いをする恐怖刺激が残っているなら、子どもは学校に行こうとしません。それでも無理をして子どもを学校に行かせようとすると、3.の形の不登校になります。解決が難しくなります。
学校内に恐怖刺激が無くなるのを待つ、子どもに大きな接近系(喜び刺激、例えば母親の対応)与えることで、嫌悪刺激の回避系を相殺して、子どもを学校に行かせることが出来ます。学校内に嫌悪刺激が無くなると学校に行くことが可能になります。多くの人が考える不登校の子供とはこの”恐怖”の子どもです。

$ 不登校の分類3.”反射”の子供について
”反射”の子どもの不登校は、登校刺激をするとますます状態が悪くなる子どもです。fecorを理解していない人では、対応が出来ませんし、fecorを消すにはとても長い時間が必要です。登校刺激を与えると、fecorが強化されますから、絶対に与えてはなりません。また登校刺激を与え続けることで、子どもが家の中では家具などをも和すなどの荒れを生じ、荒れない子どもは家の外で犯罪行為などの問題行動をする事があります。それがもっと進行すると所謂精神病の症状を出すようになります。ですから常識的な人ではfecorを消す対応を理解できません。fecorを消すにはとても長い時間が必要ですから、多くの人は焦りを感じてしまいます。子どもの将来に不安を感じるようになります。この質問者もこのような人です。

逆行動の法則(改訂版)

子供が親にとって都合が悪い行動、問題行動(子供が暴力行為や違法行為)をする場合、以下の二つの場合があります。
1)子どもが嫌悪刺激(子供自身が辛いと感じている)に晒されていて、その嫌悪刺激を回避できなくて、問題行動をしている(回避行動)場合
2)子供の自然態として何かに興味を持って行った行動(接近行動)が結果として親から見た問題行動だった場合
があります。

1)の嫌悪刺激に対して回避行動の問題行動をしている場合には、子供に加わっている嫌悪刺激を取り除くことで解決できます。けれど多くの場合、子供に加わっている嫌悪刺激が何か分からないか、子供に嫌悪刺激が加わっていることすら分からない場合が多いです。それ故に親や大人は子供の問題行動をなくそうとして、子供に関わります。常識から叱る、説得するなどのその子供にとっての嫌悪刺激を与えます。すると子供はよい子を演じてその場で問題行動を止めますが、親や大人がいなくなった後、嫌悪刺激の相乗効果より、一層問題行動を強めてしまいます。これを逆行動の法則と言います。
この子供の逆行動を解決する方法です。

a)問題行動をする子供は心が辛い状態です。子どもの心を辛くする原因が分からなくても、何かの方法で子どもの心を楽にしてあげる、楽しくしてあげれば良いです。子供を楽しくしてあげることで、子供に加わっている嫌悪刺激の効果が弱まって、回避行動が弱くなったり、無くなったりします。その楽しくしてあげる方法は子供によって異なりますが、例えば子供が欲しがっている物を与えるなどの方法があります。子供の本能から母親だけは子供にとって特別な存在です。母親からの共感の言葉、母親から現状を認める対応、母親からのスキンシップは、何にも増して子供が求めている物(本能からの接近系)だからです。子供の問題行動を弱めたり、無くしたりしてくれます。

b)子供の問題行動を大人の力で止めることもできますが難しさがあります。あまり勧められません。この場合辛さの相乗効果を生じて、子供はとても辛くなります。その結果、子供がよい子を演じていてもいなくても、この相乗効果を生じた子供の辛さを母親の共感とスキンシップで解消する必要があります。場合によっては子供が欲しがる物を与えることでこの辛さを解消する方法もありますがその場限りです。

その際に母親からの共感やスキンシップを拒否する子供がいます。母親と子供との間に信頼関係が無い場合です。母親が本当に子供を信頼しているかどうかのテストをしていると考えても間違いになりません。拒否をされても母親は子供にスキンシップをしようとする必要がありますし、普段から母と子供との間の信頼関係を取り戻そうとする努力が母親に必要です。


2)の子供が自然態で行った問題行動です。子供の接近系からの行動が親や大人にとって問題行動だったから、親や大人からその行動を止めさせられる対応=嫌悪刺激を受けます。子供は一時的によい子を演じてその行動を止めますが、その親や大人からの嫌悪刺激が無くなると、子供が持っていた接近系がより強く機能をし出して、より強くその行動をしてしまいます。親や大人から見たらより強く問題行動をしてしまいます。逆行動の法則が成り立ちます。
この子供の逆行動を解決する方法です。問題行動をする子供は子供自身の欲求からの行動が結果的に親や大人にとっての問題行動になっています。
解決法として

a)子供の問題行動がどれだけ親や大人を困らせたか、特に母親を困らせたか、経験させる必要があります。子供は母親に優しいですから、母親が困ることをしなくなります。子供が問題行動を弱めたり止めたりしたとき、母親が必要以上に喜んであげる必要があります。

b)子供の問題行動を大人の力で止めることもできます。この場合子供はとても辛くなります。子供がよい子を演じていてもいなくても、その辛さを母親の共感とスキンシップで解消する必要があります。場合によっては子供が欲しがる物を与えることでこの辛さを解消する方法もあります。


3)逆行動の法則は基本的に大人にも子供にも成立します。しかし大人では知識があります。意識的にこの逆行動をしないで(逆行動を意識的に抑制して)、社会に順応をしようとします。しかし心が辛い大人では、この意識的な行動ができません。この逆行動道の法則から、とても大きな問題行動をしてしまいます。

心が元気な子供でも、基本的にこの逆行動の法則は成立します。心が元気な子供では母親という大きな喜びがありますから、その母親からの喜びを得られる限り、この逆行動の法則が表面化することはありません。心が元気な子供でも、その母親からの喜びを得られない状況下の子供では、この逆行動の法則が成立します。

逆行動の法則という限り、証明される必要があります。証明するための原理
ダーウィンの進化論
脳の前頭前野の年齢的な特質
情動の接近系、回避系の存在とその相互作用
情動の回避系の表現(逃げる、よい子を演じる、問題行動、病気の症状)
情動の回避系の条件反射
を用いています。

児童、思春期の子どもの心の病をどう捉えるのか

2015年2月11日医療関係者に講演した内容です。ほぼ完成しました。全ての子どもの心の問題の理論的な内容になっていて、難しいかもしれません。対応法の根拠を知りたいと思われる方は、ご覧になってください。タイトルをクリックしてください。